金欠サラリーマンの就職、転職アドバイス

私の経験から就活生や、転職活動中の方に参考になる情報やビジネスの重要なポイントを発信するブログです

転職活動中の方へ!転職に役に立たない国家資格3選

今回は転職に役に立たない国家資格3選というテーマでブログを記載します。

 

国家資格を持っていれば有利な場合もありますが、逆に役に立たない国家資格もあるので参考にして下さい。

よく転職活動する前に…

◇「資格を取ってキャリアアップだ」

◇「資格を取れば良い条件で転職ができるぞ」

◇「資格を取ってライバルに差をつけるぞ」

この様に考える人も多いと思います。

ただちょっと待ってください!

◇あなたが取ろうとしている資格は本当に意味が有るんでしょうか?

◇〇〇〇〇などが資格を取れば人生が輝くと謳っていますが本当にそうでしょうか?

◇国家資格なんだから役立たない訳ないなど、この様に考えていませんか?

今回はこの点について、具体的に役立たない国家資格3つをお伝えした上で深堀をしていきたいと思います。

よって、この記事が役立つ人は

◇転職前に資格を取りたいと考えている人

◇資格取得の為に今勉強を頑張っている人

◇何の資格取れば良いか迷っている人

この様な人に役立つ内容となっています。

是非参考にして最後まで読んでいただき、良い転職に繋げて頂ければと思います。

役に立たない国家資格 その①

→それはファイナンシャルプランナーです!

 横文字でなんとなくできそうな印象を受けるのでしょうか?資格としては非常に人気ですが、転職に有利な事はほぼありません。

 まずファイナンシャルプランナーとはどんな資格かという点から解説します。

 ファイナンシャルプランナーとは?

ファイナンシャルプランナーとは主に資産運用を考えている個人客からの相談を受けて、生命保険や医療保険の見直し、株式投資国債、預金の運用などの資産運用のアドバイスを行うのが主な業務です。つまり「お金について網羅的に学習している」ことの証になる資格です。

ファイナンシャルプランナーの資格を持っていると銀行、保険、証券業界に有利と言われています。

ではなぜファイナンシャルプランナーの資格を持っていても役に立たないと言えるか?

理由は、この資格を持っていても特別な業務ができるわけではないからです。

これから紹介する資格全てに共通する事ですが、その資格を持っていないとその仕事ができないというレベルでないと資格は何の意味もありません。

 

【例えば】

◇免許が無ければ車の運転ができない

◇医師免許証を持っていなければ医者になれない
◇教員免許がなければ教師になれない など
資格を持っていないとできない仕事がたくさん有ります。

しかし、このファイナンシャルプランナーという資格はこの資格がないとできない仕事は存在しません。つまりファイナンシャルプランナーは国家資格ではあるものの極論、漢字検定と同じレベルと言えます。

例え履歴書の資格一覧にファイナンシャルプランナーの記載が有っても、ファイナンシャルプランナーの資格を持っているから採用したいとは絶対になりません。面接での評価が70点だった場合、企業によっては72点の評価に変わるくらいです。本当にこんなもんです。

 3か月間一生懸命勉強をして、約1万円払ってファイナンシャルプランナーの資格を取ってもそれくらいの評価しか上がらないのであれば、かなりコスパが悪いと思いませんか?

仮に今保険セールスとして従事していて、名刺にファイナンシャルプランナー保有者と記載したいという事であれば取得する意味はあるかもしれません。

でも正直、目の前の保険セールスがファイナンシャルプランナーを持っていようがいまいがそもそもファイナンシャルプランナー保有者という点について何も思わないんじゃないでしょうか?そんな事よりも保険セールスであれば、自分にとって良い提案をしてくれるかどうか?結局ここに尽きます。

よってファイナンシャルプランナーっていう資格内容の認知度も高くない為、やっぱり意味ないと私は思います。

 またファイナンシャルプランナーは、金融財政事情研究会(きんざい)とFP協会の2つの機関2つの団体がこの資格試験を主催していますが、受験料収入を稼ぐために作られた天下り団体のための資格です。
つまり…そういうことです。

役に立たない国家資格 その②

→それはITパスポートです!

 私もIT業界はオススメだと思っています。そこで時々「業界だから未経験だからまず国家資格のITパスポートを取ります!」という人が居るんですが、それはやめましょう!

まずはITパスポートがどんな資格かを解説していきます。

 ITパスポートとは…

Tパスポート試験(通称:Iパス)とは経済産業省が認定するITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格です。つまりパソコンなどのIT機器を使って仕事ができることを証明する資格です。

 ではなぜ人気のITパスポートの資格を持っていても役に立たないと言えるか?

理由は、この資格を持っていても特別な業務ができるわけではないからです。

 これは①のファイナンシャルプランナーの時に解説をしましたが、基本的にこの資格がないと出来ない仕事はありません。

更に言うと、ITパスポートを含む情報処理技術者試験の中では最もレベルの低い資格です。

ITの専門家が受ける試験ではなく、これからITを学ぶ学生やITを利用して仕事をする社会人を対象とした資格試験なのです。

つまり転職では何の意味もない資格です。

これからはIT業界だ!という情報からまずはITパスポートから始めようという風潮なのか真意は分かりませんが非常に人気の国家資格です。

 例えば学生がIT業界に行きたいという気持ちを表現するために資格を取りました!という事であればなんだかひたむきで可愛らしくて全然OKです。

しかし社会人経験のある人が「ITパスポート取りました!」と意気揚々に言っていたら世間知らずなのかな?と思われる可能性が有ります。それくらい価値が低い国家資格なのです。

 ITエンジニアを目指して、情報処理技術者試験の第一歩という意味で受験するのであれば全然OKです。

しかしITパスポートをゴールに考えているのであれば、それはヤメた方が良いです。これは時間とお金の無駄です。

本日は、2つの資格について記載させていただきましたので、明日には残り1つとまとめを記載しますので読んでいただけたら嬉しいです。

 

本日も読んでいただきありがとうございました。