金欠サラリーマンの就職、転職アドバイス

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転職活動中の方へ!転職に役に立たない人気資格3選!(パート3)

昨日は、転職に役に立たない人気資格の2つ目を紹介させていただきました。

 

本日も、紹介させていただきますので最後まで読んで下さい。

役に立たない人気資格 

→ビジネス・キャリア検定

ビジネスキャリア検定を知らない人も居ると思いますのでこちらから説明をさせていただきます。

ビジネスキャリア検定とは、企業の職務遂行に必要な実務能力を評価するために企業実務に即した専門的知識・能力を客観的に評価する試験です。

 また試験の分野を8つに分類しています。

「人事・人材開発・労務管理

経理・財務管理」

「営業・マーケティング

「生産管理」

「企業法務・総務」

ロジスティクス

経営情報システム

「経営戦略」

また難易度も選択できる様になっており、BASIC級、3級、2級、1級と有り、上に上がれば難易度・受験料も上がるシステムです。

 簡単に言うと、特定のビジネス分野の専門知識を持っていますという証明になる資格です。

 ではなぜビジネスキャリア検定が役に立たないのか?

→それは、評価に値しない民間資格だからです。

なぜ評価されない資格なのか?

理由はこの3つです!

評価されない3つの理由

①学習内容が表面的で、難易度の高い1級を合格したとしても職務上積み重ねた経験や実績を証明しているとは言えないから。

②公的資格試験と頑張って宣伝していますが完全な民間資格

③人気も知名度も減ってきており社会的な価値が低い

この3つの理由からビジネス・キャリア検定は

転職の役に立たないと私は考えています。

ハッキリ言ってこの資格を取る位なら現職での実績を1つでも多く作れる様に時間とエネルギーを割き面接で自信を持てるようにした方がよっぽど価値が高いです。

とても2ヶ月ほど勉強をして受講費を払って、わざわざ会場まで行って取得する価値が私には分かりません。

尚ビジネス・キャリア検定を実施している中央職業能力開発協会という団体が、「公的資格試験」と頑張って紹介をしていますが完全なる民間資格です。

またこれは資格ビジネスあるあるで最も分かりやすいパターンですが、中央職業能力開発協会の実態は天下り団体です。

是非、中央職業能力開発協会のサイトの役員名簿がネット上で公開されているので見て下さい。

厚生労働省から現在は3名、最大で9人の天下りを受け入れていました。

おそらく詳しく調べればもっといると思っています。

かつてはこの中央職業能力開発協会に税金からかなりの助成金が注がれましたが使わずに内部に溜め込んで問題となりました。

 そして民主党政権時代に厚労省事業仕分けの対象になり国の委託事業としては廃止となり、助成金もカットされました。

 そして予算がつかないため法律の改正はいつまで経ってもテキストに反映されていません。

 また積極的に受験生を集めるPR活動もしていないのでかつて人気だった勢いはなく、受験生も年々減り続けているいわばオワコンな民間資格と言えます。

とはいえ、ここ直近令和1年の受験申込人数は約3.3万人も居るので、資格ビジネスとしては儲かっていて大成功といえると思います。

この様にもしあなたが転職で成功する為に、ビジネス・キャリア検定を受験するつもりなら私は絶対にオススメしないので是非もう一度考えて頂ければと思います。

明日は、まとめを記載させていただきます。

 

本日も読んでいただきありがとうございました。