転職活動中の方へ!転職に役に立たない人気資格3選!(パート2)
昨日は、転職に役に立たない人気資格の1つを紹介させていただきました。
本日も、紹介させていただきますので最後まで読んで下さい。
役に立たない人気資格 ②
産業カウンセラーがどんな資格なのか説明します。
産業カウンセラーとは?
心理学的手法を用いて働く人たちが抱える問題を自らの力で解決できるよう援助する心理職資格です。
「メンタルヘルス対策への援助」「人間関係開発への援助」「キャリア開発への援助」の3つを活動領域とし、日本では民間の心理学関連資格は多数存在するがその中で産業カウンセラー資格は知名度の高いものの1つです。
つまり簡単に言うと、労働者が職場で日々感じる悩み事や心配事などのストレスを少しでも緩和して、良い方向へ導くための相談役になる為の知識があるという証明の民間資格となります。
ではなぜ産業カウンセラーが役に立たないのか?
→それは、時間が掛かり高額の割に活かせる仕事が無いからです。
産業カウンセラーの資格を取得しても就職・転職の役に立ったりキャリアアップにつながって給与がアップするのはほとんど期待できません。
実際にIndeedで産業カウンセラーでキーワード検索をしてみると…
産業カウンセラーで検索した結果
・介護職員(正社員)
・占い師/カウンセラー(バイト)
・大学生向け就活アドバイザー(バイト)
・チャットカウンセラー(バイト)
・ハローワーク職員の相談員(バイト)
※この様な求人の「持っていれば尚可」の欄に入っている資格です。
現実的にカウンセラーの資格を取得しても、直接的なメリットはないですがカウンセラーとしての知識が広まり、自身の成長という意味では価値は有ります。
他にも所属する企業で人事部の責任者や社員と定期的に面接をおこなう管理職になった場合には役に立つはずです。
しかし、もしあなたが本当にカウンセラーとして独立や転職をしたいのであれば、臨床心理士か精神科医でない限り成功するのは難しいと言えます。
なお臨床心理士か精神科医を目指す場合、大学院卒で最低でも6年間は心理学について学ぶ必要があります。
更に産業カウンセラーの資格費用はかなり高額です。
産業カウンセラーの資格を取得するには、日本産業カウンセラー協会が開催する「産業カウンセラー養成講座」を修了して受験資格を得なければなりません。
この養成講座は6ヶ月も掛かり値段は約30万です。そして受験料は33,000円です。
更に産業カウンセラーとして活動するとなると、登録料7,000円と年会費10,000円が必要となりその後は毎年会費が10,000円掛かります。また産業カウンセラーの資格は5年間有効です。その5年の間に、研修を受けて更新料及び会費を支払わなければ資格は喪失となります。
しかも4日間で52,500円の実習講座を受講しなければ試験を受けられません。
つまり資格取得から1回更新するまでに約40万掛かるという事です。
しかし、40万掛かる割に稼げる仕事は有りません。
この様に産業カウンセラーは人気で資格ビジネスとしてはで大成功です。
以前、役に立たない国家資格で紹介をしたキャリアコンサルタントの資格と似ています。
この様に産業カウンセラーについて私が伝えたい事は、受験費用が約40万と高額で学習期間は6ヶ月以上掛かり、転職や独立には役に立たない民間資格となりますがあなたは受験をしますか?という事です。
ぜひ改めて考えて頂ければと思います。
本日は、転職に役に立たない人気資格3選の2つ目を紹介させていただきました。
明日は、転職に役に立たない人気資格3選の3つ目を紹介させていただきます。
本日も読んでいただきありがとうございました。