転職活動中の方へ!転職に役に立たない人気資格3選!
今回は、転職に役に立たない人気資格3選というテーマで記載していきたいと思います。
今はコロナの影響もあり、転職市場も厳しくなっている事から転職活動ではなく資格取得を頑張ろうと思っている人も多いと思います。
しかし、ここで注意しなければいけないのが、『その資格はあなたにとって本当に必要ですか』という事です。
ここでは詳しく記載しませんが、資格ビジネスというのは闇が多く非常に搾取的な利益構造になっています。
こんな変化が激しい時代だからこそ、お金と時間と労力をどこに使うかを真剣に考えなければかなり損をする事になります。
資格取得が活発になっているこのタイミングで理解していただきたいと思い記事を書いています。
この記事が役立つ人!
・これから資格取得をしようと考えている人
・いま資格取得を頑張っている人
・何の資格を取ろうか迷っている人
この様な人には特に参考になると思います。
私の考えで、あくまで転職に役立つかどうかという視点で役に立たない人気資格を3つ紹介をしていきます。
おそらくこの記事で賛否両論あると思いますが、それでも私が本当に皆さんに伝えたい事なので記載をします。
役に立たない人気資格 ①
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)がどんな資格か知らない人も居ると思いますのでここから説明をします。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)とはExcel、Word、PowerPoint、outlook、Accessなどのマイクロソフトの「Office(オフィス)」というパソコンソフトの利用技術を証明する民間の認定試験です。
つまりオフィスの各ソフトについて正しく一定レベル以上の操作方法をマスターした人という証明になる民間資格となります。
ではなぜマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)が役に立たないのか?
→理由はレベルも価値も低い資格だからです。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は人気の資格で、事務やアシスタント業務をやりたい学生や事務の派遣社員を目指す人であればアピールになるかもしれません。
しかし、この資格を取ったからといって転職できるという価値の高い資格ではありません。
この資格で学習する内容は、ExcelやWord等の特定のソフトの使い方のみの為、使い方なら入社後に短期間で覚えられる内容です。
つまり、実際に業務をしている人からすれば、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)= レベルが低い資格という認識です。
今はExcelやWordを使える人は多く、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)を取得するのを奨励している企業はありません。
入社前教育としてマイクロソフトオフィススペシャリスト取得を勧める企業もありません。
位置づけ的には国家資格のITパスポートと同じ扱いで、実践的ではない低レベルな資格の為、社会人よりも就活を控えた学生の受験者が多いのが現状です。
それに加え受験料が高く1科目
一般レベルが10,780円(税込み)、上級レベルが12,980円(税込み)と他の民間資格と比べるとかなり高額です。
仮にWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5つ全てを一般レベルで受験すれば約5万4千円掛かる計算です。
更にここが上手にできていて、ソフトがバージョンアップしたらそのバージョンに合った試験に合格しないと効果が薄れてしまう為、その度に試験を受けて高額な受験料支払う必要があります。
これは企業側目線で見れば資格ビジネスとしては大成功です。
しかも名前がマイクロソフトオフィススペシャリストという事で、いかにもスペシャリストで専門性が高い印象を持たせますが、純粋な人は価値を分からず受験する人が多い資格です。
この様にマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)について、
私が伝えたい事は、もしあなたが学生や派遣事務を狙っていないなら、高額で価値が低く転職の役に立たない資格なので是非名前に騙されず改めて考えて頂ければと思います。
明日は、転職に役に立たない人気資格3選の2つ目を紹介させていただきます。
本日も読んでいただきありがとうございました。