転職に役に立つ学歴不問の国家資格3選!
今回は、転職に役に立つ国家資格3選というテーマで記載をしていきたいと思います。
先日は、転職に役に立たない人気資格3選を紹介させていただきました。
今回は本当に転職に役に立つ国家資格を3つ紹介をさせていただきたいと思います。
ただ、役に立つ国家資格というのは数多くあり、何を目指すかで変わってきますので紹介が難しいのですが、弁護士や税理士の様な超難関で学歴が必要な資格を紹介しても、あなたにとって有益ではないと思いますので、未経験可・学歴不問という縛りを設けた上で転職で役に立つ国家資格を3つ紹介したいと思います。
このブログが役立つ人
・これから資格を取ろうか悩んでいる人
・資格を取って一発逆転を狙っている人
・自分が取得しようとしている資格が転職に役立つか気になる人
この様な人には特に参考になると思いますので、最後まで読んでいただきたいです。
もしこれから紹介する資格が、あなたの天職の巡り合わせに繋がれば嬉しいです。
転職に役に立つ国家資格①
→宅地建物取引士
転職に役に立つ国家資格1つ目は、宅地建物取引士(たくちたてものとりひきし)です。
いわゆる「宅建」ですが、どんな資格が知らない人も居ると思うので説明をします。
宅地建物取引士とは宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格者。
宅地建物取引業者(一般に不動産会社)が行う、宅地又は建物の売買、交換又は貸借の取引に対して、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う不動産取引法務の専門家です。
もう少し分かりやすく説明をしますと、不動産の売買や賃貸物件のあっせんをする際に、その土地や建物について専門知識を有していないお客様に詳しい説明をすることができるようになる国家資格です。
ではなぜ宅地建物取引士が役に立つ国家資格なのか?
1番の理由は、不動産会社に宅建士を置かなければ経営できず、必要不可欠な存在だからです。
土地や建物の売買をおこなう不動産会社やアパート、マンションの賃貸を仲介する業者は、事務所ごとに従業員5人に1人、10人に2人、20人いたら最低4人以上宅地士がいなければ経営自体ができません。
この様な事業を行う際にその企業や事業所に保持者を最低1人必ず置かなければならない法律を必置資格といいます。
この必置資格というのは転職ではかなり優位になります。
具体的に宅地建物取引士の資格を持っているとできる業務は…
・重要事項の説明
・重要事項説明書への記名押印
・契約内容書面への記名押印
重要事項の説明とは、買主や借主に隠さずに絶対的に事前に説明しなければならいない重要な事項です。
これを怠ると法令違反となり契約は成立しません。
つまり宅地建物取引士は必置資格であるのと同時に、特定の業務を独占的におこなう業務独占資格でもあるという事です。
宅地建物取引士を活かせる業界は、不動産管理会社、金融関係、建築業界、役所、一般企業の財務などが有り転職だけでなく独立も可能な国家資格です。
また会社によっては有資格者には、資格手当てを毎月5万円支払っている所も多くあります。
また40代・50代の人でもこの宅建を持っていれば未経験業界でも転職が可能となりまさに手に職を証明できる資格とも言えます。
ただしこれだけ汎用性が高く価値が高い資格な為、合格率は15~17%と難易度はかなり高いと言えます。
※受験は年に1回10月に行われており受験料は7千円となります。
教材販売会社や資格通信会社が受講生獲得の為に「容易に取りやすい資格」「短期で一発合格!」の様に紹介していますが、5人のうち4人落ちる計算でかなり難易度が高く1年間は学習期間が必要です。
以上の事から転職に役に立つ国家資格1つ目は…
・必置資格で業務独占資格
・年齢を問わず転職がしやすくなる
宅地建物取引士となります。
明日は、転職に役に立つ学歴不問の国家資格2つ目を紹介させていただきます。
本日も読んでいただきありがとうございました。