転職に役に立つ学歴不問の国家資格3選(パート2)!
昨日は、転職に役に立つ学歴不問の国家資格1つ目を紹介させていただきました。
本日は、転職に役に立つ学歴不問の国家資格2つ目を紹介させていただきます。
転職に役に立つ国家資格②
転職に役に立つ国家資格2つ目は、電気主任技術者です。
特に男性におすすめの国家資格ですが、まずどのような資格か説明をします。
電気主任技術者とは、事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせる為、設置者が電気事業法上置かねばならない電気保安のための責任者である。
電気主任技術者の指名に際しては事業場の規模により第一種、第二種及び第三種電気主任技術者免状の保有者のうちから選出しなければならない。
分かりやすく説明しますと、ビルや工場などの大型施設において電気の管理をする為に、高圧電気の管理・保全を行えるようになる資格です。
ではなぜ電気主任技術者がオススメなのか?
大きな理由は、需要が高くシニアでも転職できる電気スペシャリスト職種だからです。
資格説明時に記載したように、電気主任技術者は事業用電気工作物を管理するため電気主任技術者として配置しなければならない電気事業法という国の法律により義務付けられています。
つまり、この資格も必置資格となります。
また活かせる業界は電気業界のみならず、建設・ビル管理業界、大型施設、太陽光発電所など、必要とされる環境は都内・地方でも多くあります。
更に有資格者は会社のみならず業界から評価されることも多く、職場にとって貴重な存在になり資格手当や昇進・昇給などの待遇アップに結びつくチャンスも増えます。
60歳以上のシニアの人でも食べていける資格です。
なお電気工事士と間違える人が多いですが、電気工事士は実際に手を動かす職人技術の仕事、電気主任技術者は監督・管理の仕事となります。
電気主任技術者の将来性
また電気主任技術者の将来性を考えても、スマートシティ化、クラウド化、オンライン化、EV…
そしてパリ協定、脱炭素社会、SDGsなど世界全体の方向性を考えると、これからのデジタルを支える電気エネルギー事業は間違いなくこれからも需要が高いと言えます。
またこれだけ価値が高く、責任が重い仕事なので、
未経験で受験は可能ですが電気主任技術者はかなり難易度が高いです。
電気主任技術者の資格は、第一種、第二種及び第三種電気主任技術者の3種類が有りますが
一番難易度が低い第三種でさえ合格率6%となります。
電気主任技術者の種類
電験1種:すべての事業用電気工作物
電験2種:電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物
電験3種:電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物
本音はどんな現場でも働く事ができ不足している電検2種が欲しいですが、未経験であればまず電検3種から始めましょう。
当然資格だけでなく実務経験は必要になりますが、電気主任技術者の資格を持っていれば長年仕事に困る事はないはずです。
この様に転職に役に立つ国家資格2つ目は…
・必置資格で業務独占資格
・都内でも地方でも仕事が有り
・シニアでも転職できる専門性の高い
電気主任技術者となります。
明日は、転職に役に立つ学歴不問の国家資格3つ目を紹介させていただきます。
本日も読んでいただきありがとうございました。