金欠サラリーマンの就職、転職アドバイス

私の経験から就活生や、転職活動中の方に参考になる情報やビジネスの重要なポイントを発信するブログです

就活生へ!企業の採用意欲は激減しています!パート2!

昨日のブログの後半パートになります。

 

景気の後退がどう就活に影響があるのか理解を深めていただきたいです。

3.バイトの門戸が狭くなる?

昨年の10月に、厚生労働省が新たに定めた都道府県ごとの最低賃金が発効され、最低の時給の金額が各都道府県で24~27円上昇しました。これは、アルバイトをやる学生にとっては、例えば週に10時間ペースで働けば月給が1000円程度ですが増えるので、多少なりとも一見ありがたい話に見えます。しかしながら、従業員を雇う企業や店舗にとっては当然ながら人件費が増えることになるので財政を圧迫するものになりかねません。

そこで、雇用する人材の数を減らす、求人を少なくするといった形でコスト削減が行われるようになる可能性が大きくなります。

日本と同様に最低賃金の引き上げを行った韓国では昨年の8月に青年失業率が10%を超えるなど、アルバイト就業者の減少が問題視されています。もし日本でも同様のことが起きれば、アルバイトで働いて稼げる大学生が少なくなることも十分に考えられます。

 

4.消費増税による支出増

政府は、2019年の10月にも消費税の8%から10%への引き上げをしました。5%から8%に引き上げられたのも記憶に新しいと感じるのも束の間、今度は1080円の値札が1100円に姿を変えていくことになります。一部軽減税率が導入される品目(外食、酒類を除いた飲食料品など)を除き、基本的には全ての消費財への支出が結局は増えることになります。 大学生活では、パソコンや服飾、外食や交通費など学業や人間関係を安定させるために欠かせない消費財への支出がどうしても高くなります。

それら1つ1つの値段が高くなると、塵も積もれば山となり、これまで以上に支出が嵩むか、学びや遊びのために必要な支出を制限しなくてはいけません。「大学生活を思いっきり楽しむ」ことが例年以上に難しくなり、金銭的に苦しむ学生が多くなることが予想されます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?そもそもこれからの大学生活自体が「稼ぎづらい、でもお金はどんどん飛んでいく」ものとなっていく可能性が高く、さらに22卒にはそれに追い打ちをかけるように前例のない就活や、コロナウイルスによる世界的な経済危機の問題が襲い掛かるのです。それを早いうちに自覚することが、このような地獄の大学生活を乗り切る第一歩です。

その上で、これからの大学生活で起こりうることを想定し、対応できるように常に心身ともに準備しておきましょう。

 

本日も読んでいただきありがとうございました。