就活生へ!『なぜ当社なのですか?』に的確に答えれていますか?
就活生のあなたは、この時期面接の数も増えてきているかと思います。
しっかり面接対策しているつもりでも、この質問の対策を疎かにしていると落とされてしまいますので気をつけて下さい。
返答の仕方としては、2種類あると思います。
①自己体験に紐づける
②フレームワークで準備する
では、詳細を説明させていただきます。
①自己体験に紐づけるとは?
過去の自分の体験がその会社に紐づいている場合です。例えば、ボランティアに行ってその先で御社の社員と話して魅力的でしたとか、留学先で御社の社員と交流があり、御社の事について聞く中で興味を持ち志望しましたなどです。この様な特殊な自己体験をしている人はこの内容で大丈夫だと思います。
※就職活動以外でないと意味がありません。
②フレームワークで準備するとは?
以前にもまとめていますが、再度掲載しておきますので確認してください。
1.なぜ、就職するのか?
これは面接で聞かれる可能性は低いと思いますが、今後の人生について考えて欲しいから記載しました。
現在では就職しないで起業したり、フリーランスとしての働き方も選択できるような時代となりました。
その中で、なぜ就職を選ぶのか考えないと数年後に後悔する可能性が高いからです。
若ければ若いほど選択肢は多いのは間違いないからです。
就職してどういうキャリアを歩んでいきたいか考えてみてください。
2.なぜ大企業か?それともベンチャー企業か?
大企業のメリットについて!
・業績が安定している。
・教育のインフラが整っている。
・比較的社会貢献度の高いビジネスが多い。
・待遇が良い。
ベンチャー企業のメリットについて!
・若いうちからマネジメント経験が積める。
・事業への貢献度が高い。
・上場に携われる可能性がある。
・ワークスタイルの柔軟性がある。
・副業が認められやすい。
大企業とベンチャー企業を比較し、なぜこちらを選んだかまとめてみてください。
3.なぜこの業界なのか?
これを聞くのは、志望動機が他の業界の方が実現性が高くて、内定を出して辞退される事を防ぐ為の確認です。
よって、就活生は隣接している業界や企業との差を分析して説明できるようにしてください。
【例】
私の場合は、証券会社を志望していましたので、日本では証券会社より銀行が需要がありますが、この低金利では資産を運用していく事が求められるので、証券会社にてお客様の資産運用に携わりたいと思いました。
世界経済の中心であるアメリカでは、証券会社の地位が銀行より高いと聞きました。
よって、日本も証券会社の需要がもっと高まると思い志望しましたと答えていました。
より掘りこんで返答できるように、友人やOB訪問を有効に使ってください。
4.なぜこの企業なのか?
これは、絶対に聞かれます。
証券会社を受けていた時は、しっかり分類して答えていました。
大手か、銀行系か、独立計画かです。
この3種類だけでも強みがまったく変わってきます。
そこを深掘りすれば、更になぜその企業かという事に対してロジカルに話せる事ができるわけです。
また良い方法としては、OB5人位に会って「御社の人に魅力を感じました」と伝えれば、5人にも会ったという行動量が説得力を増すわけです。
この4番目の所が『なぜ当社なのですか?』の答えになるわけです。
そこがしっかり答えれていないと、企業としての最大のリスクである内定辞退の不安を与えてしまうわけです。
この4つでロジカルに返答できれば問題ないと思います。
以上の事がしっかりできているかの確認するポイントについて!
・抽象度が適切か見極める!
あまりに抽象すぎると面接官に不安感のみを与えてしまいます。
・ガクチカ、自己PRと繋がっているか!
ガクチカは過去の自分、自己PRは現在の自分の強み、志望動機は未来なので話がリンクしてないと矛盾した印象を与えてしまうわけです。
・客観性!
就活生やOBに見ていただく事で欠点を指摘していただけます。それを何十人かに見ていただき改善していれば、面接の15分位は乗り切れる引き出しがあるはずです。
以上の事をしっかり準備しておけば内定に近づくと思います。是非、頑張ってください!
本日も読んでいただきありがとうございます。