金欠サラリーマンの就職、転職アドバイス

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転職活動中の方へ!コロナショック中の短期離職について!

本日はコロナショック中の短期離職はどうなのか?というテーマで記載させていただきます。

 

日本は4月から新年度の企業が多く就職・転職など4月から新たなステージで勤めている方も多いかと思います。

 

しかし、入社して1ヶ月、2ヶ月が経ってくると5月病なんて言葉もある位に、今まで無理をして頑張ってきた疲れも出てきやすい時期です。

そしてこの様な人が増え始めます。

・入社してみると全然イメージと違った

・思ったよりも体力的に厳しい

・上司との関係性が辛い

・自分にはもっと合った仕事があるはず

・本当はこんな仕事はしたくなかった など

つまり就職組でも転職組でも新入社員が企業を辞めてしまおうと考える人が5月は特に増えます。

楽観的な事を言えば新入社員の短期離職自体はよくある話です。

しかし、今回のポイントはコロナショックの中で短期離職するのはどうなのか?という点です。

この点を間違った捉え方をしてしまうと、これからの仕事・キャリア・人生に大きなマイナスとなります。

よって、就職・転職関係なくこの時期に企業を辞めようと思っている人には、理解してほしい事になります。

 

1.コロナ騒動中に短期離職してもいいのか?

→コロナ騒動中の短期離職をしてもいいです。

 ※ただし、次の転職先を決めてから必ず辞める様にして下さい。

そして今考えなければいけないのが求人の数です。

コロナウイルスの収束がどれ位になるかはまだ読めませんが、2008年のリーマンショック時を参考にしてみるとやはり求人が激減をしております。そして元に戻るまでは約5年かかっています。

この過去の歴史から言いたいのは、離職期間の転職活動はできる限り避けて欲しいという事です。

短期離職自体は正直よくある話です。 入社3か月以内の短期離職は、新卒であれば第2新卒という枠があり転職であれば試用期間での退職という扱いです。

 

厚生労働省の調べでは大卒新入社員の退職率は
・11.9%が1年以内
・10.4%が2年目
・9.5%が3年目に離職しています。

つまり3年以内に31.8%の新卒社員が辞めているのが現状です。

 

2.転職先を決めずに短期離職した場合のリスク

転職先を決めずに短期離職した場合のリスクは主にこの3つです。

①経歴に傷がつく

→ 当然、就業期間3ヶ月の人と3年の人とでは

まず後者の方が高く評価されるのが日本の現状です。そして離職期間については3ヶ月以内であれば大きな問題になる事は少ないですが3ヶ月以上の離職期間は書類選考通過率低下や、面接時に確認をされるなど内定獲得の際のリスク要因に間違いなくなります。

 

②経済的な不安が強い

→ 今まで月末に入っていたお金がこれから入って来ないというのは想像以上に精神的にキツイ事です。

ある程度の貯金が有っても予想以上に生活費が掛かったり実際に減っていく通帳残高を見るとジリジリと迫ってくる感覚は非常に辛いです。

 

③焦って間違った転職をしてしまう

→転職活動を始めたばかりは、自分の志向や転職軸、キャリアプランなど一生懸命考えて転職活動を行います。

しかし、離職中の人の場合初めからうまくいけば良い転職になりますが、初めが上手くいかなった場合に、

本来の転職活動の理由を忘れて結果自分の希望条件とは外れた間違った転職をしてしまいます。実際に私も経験した事があります。

 

3.なぜそんな間違った転職をしてしまうか?

理由は離職から来る不安と焦りです。

離職で転職活動をするとこの様な考えになってきます。

離職中に考える転職の不安

①焦りから面接で変な返答をしていないか?

②お金がどんどん減ってるし自分の未来は大丈夫なのか?

③これからちゃんとオファーをもらえるのか?

ブラック企業からしかオファーをもらえないんじゃないか?

⑤今の自分は社会から必要とされていないんじゃないか?など

この様にネガティブな考えと焦りから元々志望していなかった企業を受けてしまい、その企業からオファーを貰い 早く次を決めて楽になりたいという想いから無理やり自分を納得させ内定受託をしてしまいます。

そして実際に入社をして仕事で辛い事があった時には元々志望していなかったという部分が大きくなっていき、また転職をしたくなるという負のスパイラルに入ってしまうんです。

 

しかもこの時期は今挙げたリスク+コロナウイルスの影響で求人が減るというかなりリスクのある状況と言えます。

 

だからこそ次が決まっているなら短期離職してもOKという考え方になります。

 

明日はコロナ騒動中の上手な転職の方法について説明させていただきます。

 

本日も読んでいただきありがとうございました。