転職活動中の方へ!【大暴露】転職エージェントの闇について!(パート2)
昨日は、転職エージェントのビジネスモデルについて説明させていただきました。
本日は、転職エージェントの闇を深掘りしますので最後まで読んで下さい。
転職エージェントは、入社させることが目的です!
→転職エージェントは、入社させてなんぼの世界です!
時々勘違いしている人がいますが、転職エージェントは転職相談所ではなく求人紹介をして入社してもらう為の営利事業です。
これは昨日の内容で理解をして頂けたと思います。
よって、転職エージェントに行って転職相談を全然してもらえなかったというのは人材紹介事業の本質からは外れます。
会社を存続・繁栄させる為には売り上げが必要です。
人材紹介事業の売上はシンプルで、例えば150万の人材を月に10人決めれば1500万の月間売上です。それが1年間の12ヶ月行えば1億8千万の年間売上です。
この様な考え方なので、転職コンサルタントの数=売り上げの金額という図式になります。
例えば、転職コンサルタント1人だけが所属している転職エージェントは、年間3000万の売上、10人所属している転職エージェントは年間3億の売上という非常にシンプルな考え方です。
この様なビジネスモデルの為、転職コンサルタントは細かく厳しいノルマが1日・週間・月間・年間と決められています。
例えば…
・週に10人の面談
・週に5人の推薦
・週に1次面接を何人組む
・月間5人の最終面接を組む
・月間何人を入社させるか
この様にノルマが細かく厳しく設定されており、ノルマを達成できないと減給やボーナスなし最悪クビになります。
私の感覚では中途の新入社員の半分は、売上見込みを立てられず3ヶ月以内に退職します。
つまり転職エージェントは、
クビにならない様に。
売上を作りたい為に。
あなたの担当の転職コンサルタントは、絶対にあなたを自分の紹介企業に転職をさせたいのです。
だから…
◇あなたを無差別に企業に推薦したり
◇無理なスケジュールで1次面接を組んだり
◇他の転職エージェントに登録させないようにしたり
◇内定が出たら超強引に入社させようとしたりする訳です。
この様にあなたの気持ちを考えたサポートという名の転職の強要が行われている為、転職エージェントの悪評が出てきてしまうという事です。
転職エージェントのヤバイ集客方法について!
→スカウトメールには特に注意です!
転職エージェントが登録者を集める方法は主に下記となります。
転職エージェントの主な集客方法
①転職エージェントのHPから登録
②転職サイトに掲載している求人に応募し登録
③転職サイトからスカウトメールを貰って登録
④知人の紹介で登録
主にはこの4つが有りますが、特に注意なのが③のスカウトメールです。
リクナビネスクトやDODAやマイナビなどの転職サイト登録をすると、転職エージェントからスカウトメールを送られます。
ここで注意なのが、送られてきたスカウトメールがあなたの経歴を見た上で経験を活かせる求人がちゃんと添付されているのかという事です。
転職エージェントがスカウトメールから集客する方法は主流です。なおスカウトメールを送る専門の「リサーチャー」と呼ばれるを職業も有るほどです。転職エージェント業界では一般的な職業です。
勘違いをして欲しくないのですが、これはスカウトメールが悪だと言っているのではなく、転職エージェントに登録させる為だけに無差別に送られているスカウトメールもには注意してくださいという事です。
実はリサーチャーも集客のためにノルマを設けられています。
例えば…
◇週間スカウトメール送信数200件
◇週間スカウトメール返信数30件
◇週間登録者数10人 など
この様にノルマを設定されている所も多く有りリサーチャーのメインミッションは登録をさせる事です。登録数が稼げれば社内での評価は上がります。
よって、スカウトメールを貰って登録しに行ったけど全然求人を紹介してもらえなかったり、対応が悪かったというのは割とある事です。
☆ここがPOINT☆
つまり、登録させるだけを目的とした転職エージェントに行っても時間と交通費の無駄なので、
スカウトメールが本当に自分の志向や経験をマッチしているか、その転職エージェントに登録する意味があるのかを見極める必要があります。
見極めるポイントは…
◇添付されている求人があなたに合っているか?
◇あなたの志向に合っているか?
◇送られたメールが誰にでもあてはまる薄い内容ではないか?
この点をチェックしましょう。
またスカウトメールを代行する会社も存在しており、主婦や学生のアルバイトが片田舎で3交代制でひたすらスカウトメールを送っているという事も有ります。
反面、本当にあなたの経歴を見てあなたにピッタリの求人を添付されたスカウトメールを送っている優秀な転職エージェントやヘッドハンターもいるので割合は少ないですがそこも忘れないで下さい。
本日は、転職エージェントのノルマ達成の為に起きる現実を記載させていただきました。
明日は、良い転職エージェントの見極め方や、まとめについて記載させていただきます。
本日も読んでいただきありがとうございました。