金欠サラリーマンの就職、転職アドバイス

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転職活動中の方へ!働き方改革のメリットや悲惨な現実について!

昨日のブログで、働き方改革の概要は理解してい頂けたかと思います。

 

では、どんな人に恩恵・メリットがあるのかまとめました。

 働き方改革がメリットになる人☆

①大企業の平社員

契約社員派遣社員、パートなどの非正規労働者

③テレワーク希望者

④就労希望の高齢者

⑤介護・育児の両立を図る女性

外国人労働者

 本当に表向きな情報ではありますが、この様な人達にはメリットがあると言われています。

 

実際に働き方改革を行っている事例はこのような企業が有ります。

トヨタ自動車

・若手社員の賃金引上げ

年功序列から能力給に変更

・在宅勤務制度の新設

年次有給休暇取得の促進

・仕事、育児の両立支援

 

クレディセゾン

・雇用形態を正社員に統一

・等級制度と行動評価の導入

 

りそな銀行

・雇用形態に区別がない職務同級生度の適用

・雇用形態に区別がない評価方法、処遇への反映

・雇用形態に区別なく参加できる研修制度の導入

以上の様な事例が実際に有ります。

これは全て実施をしたというだけの情報ですので、この施策の満足度が高いか?実際にはどうなのか?という点は度外視をしているのでこの点にはご注意ください。

しかし、実際にこの様な企業が、働き方改革を採用しており実施をしているという事です。

 

働き方改革の悲惨な現実】

働き方改革のメリットについては理解いただけたかと思います。

しかし、反対に働き方改革で不幸になる人や既に不幸になっている人も残念ながらいます。

実際のニュースや声なども交えて事例を3つお伝えしていきます。

 

 【事例①】

販売・サービス業で働く20代男性の勤務先は以前からスタッフ不足で苦しんでいた。人員補充のないまま「早く帰れ!」と言われる為やむなく退社するが当然ながら仕事は減らない。翌日出勤すると、「怒られるか休日出勤を迫られるか」の状態だという。

キャリコネニュースから引用

 

【事例②】

「うちは仕事量そのままなのに残業はなくなって早出して仕事してる、意味ないよね。企業が残業代出さなくてラッキーになっただけだよ!!こんなにも表向きだけな対策おかしい!」

「マジでやめてほしい。若い時なんて残業代で稼いでるようなものなのに」

ライブドアニュースから引用

 

【事例③】

2020年1月20日日経新聞で、月80時間越えのサービス残業をしていた人が約300万人以上いる事が総務省の調査で分かりました。これは部下の仕事量が減った事で、管理職にシワ寄せされ残業が高止まりしているというニュースです。

日経新聞ニュースから引用

 この様に…

・隠れサービス残業

・サービス早出出勤

・有給休暇日に休日出勤

・残業代で稼げなくなり年収減

・管理職へのしわ寄せ過重労働 など

この様な働き方改革の悲惨な声は多く有り、ネットで検索するとかなり出てきます。

 働き方改革の本質は生産性の向上です。しかし、現実は仕事量や従業員の数が変わっていない中、残業の規制と有給休暇の取得を強制しこの様な苦しむ人が出てしまっているという実情です。

確かに改革や制度変更をする際に、何かしらのネガティブな側面が出る事は当然の話です。これは改革をする際には、つきものです。

しかし今回のガンは、根本的な仕事量と従業員数が変わっていない中でこの施策を行っているという点です。ここを変えられない限り、今辛い思いをしている人が救われる事はないはずです。

 元々この働き方改革は、みんなで幸せに仕事が出来るように色んな選択できる環境を作り

①働く人を増やし

出生率を上げ

労働生産性の向上し

日本の未来の国力を下げない様にするというテーマだったはずです。

しかし、正直な感想は社会の実情が見えてない人が作ったまるでプレミアムフライデーの様なうわべばかりの改革だと感じています。

 そして2020年4月から導入されている同一労働同一賃金、これが最悪な未来の引き金にならない事を祈るばかりです。

【まとめ】

働き方改革とは、日本の未来の国力を落とさない様に労働生産性労働人口を増やす方針だという事!

働き方改革がメリットになる人も沢山いるという事!

働き方改革によって不幸になった人が現実に出てしまっているという事!

昨日と本日で、この3つの働き方改革について本当に日本の未来を考えてこの様な政策をしているのか?

それとも日本の為ではなく誰かが得する事があるからこの政策をしているのか?

(※1番の有力な説は終身雇用崩壊の布石を打っているのでは?と思っています。)

 ですが間違いなく言えるのは、身の振り方を考えないと誰でも不幸になる可能性が有るという事です。

1番の理想は会社に働かせてやってると思われる状態ではなく、会社に働いてやってるというこちらに主導権がある状態で仕事をすることです。

この様なパワーバランスにするには、あなたしかできない仕事、スキル、実績を作る以外ありません。

 つまり本当の意味であなたに居てもらわないと困ると会社に思ってもらえる状況を作る事が重要です。

そうなる事で働き方改革という枠組みを超えた本当にあなたが望む働き方ができます。

この様な実力主義の時代に入っていくからこそ、将来性のあるスキルや専門性があれば簡単に豊かになれるチャンスの時代とも言えます。

共に頑張りましょう!

 

本日も読んでいただきありがとうございました。