転職活動中の方へ!ジョブ型雇用で正社員はオワコンになる!
今回は、ジョブ型雇用で正社員はオワコンになるというテーマでブログを記載していきたいと思います。
コロナウィルスの影響で、今までの価値感からは数年進んだ価値観に世界中で変化をしています。
具体的には…
・健康、予防志向への価値観
・店舗やECサイト等の消費行動の価値観
・居住場所への価値観
・趣味、娯楽の価値観
・コミュニケーション方法の価値観
そして最も大きな影響を与えたのが働き方の価値観です。
この働き方の価値観の変化は、大きな衝突を生みながらも間違いなく起こり、実際に私達が働く環境に大きく変化そして進化をしていきます。
雇用制度、在宅前提に「ジョブ型」や在宅専門の採用!
新型コロナウイルス感染拡大を機に普及した在宅勤務の定着に向けて、企業が制度の見直しに動き始めました。
よって今回は、これからの働き方を知っておかないと間違った転職をしてしまう可能性が高くなりますので、欧米では主流のジョブ型雇用について深堀して記載をしていきたいと思います。
・キャリア形成に悩んでいる人
・どんな仕事に転職したいか分からない
・ジョブチェンジをしたい人
この様な人には特に参考になり、やりたい仕事を見つける為の布石となりますので、是非これからの内容を読んでいただきたいです。
転職だけの話に限らず、時流を読む事は非常に重要です。
ジョブ型雇用とは?
ジョブ型雇用と言われてもほとんどの方がピンとこないと思いますので、まずはこちらから説明をしていきます。
結論を先に言うとジョブ型雇用とは、仕事内容をベースに人材を雇用する考え方です。
これだけだと意味が分からないと思うので、詳しく説明をしていきます。
ジョブ型雇用とは、いわば専門スキルを持っているスペシャリスト採用を指し、欧米では一般的な雇用形態です。
具体的には…
・AIエンジニアを採用したい
・データサイエンティストを採用したい
・WEBデザイナーを採用したい
・栄養士を採用したい
・電気主任技術者を採用したい
・英語のできる営業マネージャーを採用したい など
この様に専門スキルを持った人材に、専門的な仕事をしてもらうための雇用を指します。
この説明を聞いてこれって現在の雇用と同じではないか?と思った方も多いと思いますが、仰る通りで私は本質は同じだと思っていますが、外堀の考え方が大きく変わるという事です。
これには比較対象があった方が分かりやすいと思いますので、ここからは今までの日本の雇用についてまとめます。
今までの日本の雇用は、メンバーシップ型雇用と呼ばれています。
これは新卒一括採用型の雇用システムで、総合職として採用し、転勤や異動、ジョブローテーションを行い、会社を長期的に支える人材を育成する事が主な目的です。
※ポイントとしては早期離職をしない様に長期的に働くほど一律で昇給する年齢給を採用し(※ここがポイント)さらに多額の退職金が受け取れる年功序列型賃金体系をセットにしています。
つまり終身雇用を前提とした採用をメンバーシップ型雇用と呼びます。
そしてジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用の大きなポイントはこの3つです。
①仕事内容が…限定的か総合的か
②労働契約が…仕事依存か会社依存か
③報酬制度が…実績次第か勤続年数か
特に③の報酬制度はポイントで、今までの報酬制度では現職の社員との年収のバランスを考えなければなりませんでした。
しかし、このジョブ型雇用の枠で採用をすれば現職の社員の年収バランスを考えずに高い年収提示ができ優秀な人材を採用する事ができます。
外資系企業に勤めている人は既にこの様な人が多いと思います。
また、労働者目線のジョブ型雇用のメリットはこの5つです。
ジョブ型雇用のメリット
①キャリアプランが作りやすい
②スキル次第で高収入が狙える
③専門スキルの高められる
④会社に縛られる必要が無い
⑤仕事が限定的な為、長時間労働になりづらい
この様なメリットが有ると言えます。
明日は、なぜこのジョブ型雇用で正社員がオワコンになるのか?理由を詳しく説明します。
本日も読んでいただきありがとうございました。