金欠サラリーマンの就職、転職アドバイス

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新卒で入社した証券会社の内情について

昨日に、証券会社についての厳しさを記載させていただきましたが、それを購読してもまだ、やる気になっている方に、簡単な面接から内定、入社後までの流れを伝えたいと思います。

まず面接を受けて、内定をいただかないことには、何もはじまりません。野村證券から全部受けたら今は圧倒的な売り手市場なので、どこかに受かる可能性は、高いんじゃないかなと思います。しっかり事前準備をすればですが。

その為に、リクナビマイナビからエントリーをします。それは誰でもすることなので当たり前のようにしてください。私の学生時代は、どの会社でも使い回せるような、どうしようもない、エントリーシートを記載していました。今、考えると恥ずかしくてたまりません。よって、企業のホームページを閲覧し、なぜその会社なのか、同業他社ではなく、その会社なのかという事を具体的に落とし込んで志望理由にした方が良いですね。

「例」証券会社を志望をした理由としましては、終身雇用制度の崩壊により個人個人で資産を運用する時代がすでに訪れていると考えました。そして、資産運用のプロフェッショナルとして、各年代の課題を見つけ提案し解決していきたいと考えたからです。その中でも御社は、リテール営業に注力していると感じた為、私の強みであるフットワークの軽さも活かせると思い志望しました。なんて、感じかな。

そして、書類選考が終わると何回かの面接があります。その時の準備として大切なのは、支店訪問になります。絶対に行った方が良いと思います。なぜなら、わざわざ支店にまで行って実際現場で働く人の意見を聞いた上で志望していると伝わるのでプラスになると思います。

そして、最終面が人事部長か、執行役員位の方として、内定となります。ほぼ、最終面接まで残っていれば大丈夫だと思います。

そして、残りの大学生活は遊べるなぁと私も思っていました。

しかし、入社までに証券外務員1種、2種という資格をとらないといけません。会社から教材などが支給されます。正直そこまでは、難しくないです。Fラン大学の私でも両方一発で受かりましたから。しかし、同期でも数名、受からずに入社してくる人がいます。相当、恥ずかしいしデビューから会社のお荷物になってしまいます。なぜかというと、証券外務員の資格がなかったら、金融商品が販売できないからです。もし、入社する気持ちがある方は、本気でやってください。

そして、入社式を迎えます。同期とは、入社前に懇親会や研修会みたいな集まりで知り合いになっていて、仲良くなっている場合が多いです。私も、入社前に10人位と仲良くなり、本当にその時から15年経った現在でもたまに連絡をとりあったりしています。新卒で入社した会社の同期は、共に社会という大きな壁に挑んだ同志の様な感じがするもんです。同期は、本当に大切にしてください。

そして、入社してからは、同期で合同研修を数ヶ月する事になると思います。ここで、学生と社会人の違いを多いに感じる場面があると思います。学生はあくまでもお金を払っている側なので、お客様みたいなものです。しかし、社会人は、お金をいただいて、研修をさせていただいているわけです。学生の様な生半可な気持ちで寝ていたら逆鱗に当然触れる事になり、とても怖い研修監督の方に怒られるでしょう。私は、髪が比較的長かった為、軽く注意されたのでその日のうちに空いている床屋に行って髪を切ったので、めちゃくちゃダサくて研修に行きたくなかった思い出があります。理由は、当時は男子100人、女子も100人位の合同研修だったので、22歳の私には恥ずかしくて消えていなくなりたい気分でした。

また、寮生活をしていたので、毎日みんなで電車に乗って研修に行って、みんなで寮に帰ってくる様な生活をしていました。その時は、何も思わなかったのですが、「同期と過ごした大切な時間だったんだなぁ」と今、ブログを書きながらしみじみと感じています。休みの日は、バーベキューに行ったり、麻雀をしたりとその辺は学生気分でしたが楽しく過ごさせていただき感謝しかないです。

研修中は、株式のチャートの見方や、投資信託、外国債券について学んだり、実際にある商品をロールプレイング形式で販売する研修などを徹底的にしていただきました。金融機関ということもあり、ビジネスマナー研修もしていただきましたが、とても厳しい女性の方の研修だったことを覚えています。

そして、私の場合は、約2ヶ月の研修をしていただき支店に配属となりました。支店配属に関しては、会社によって違うと思いますが、一応希望は、聞いてくれました。私は第1希望は、東京、第2希望はとにかく都会にしてくださいと書いた記憶があります。田舎者なので、まだその時も都会への憧れが薄れることはなかった時期です。

そして、運命の支店配属発表が行われました。1人、1人、名前と支店名が発表されます。

私、名古屋になりました。正直、都会だけど東京じゃないから嫌だなぁという思いで名古屋に行きました。

今日は、ここまでで、次回は支店配属からについて記載します。