就活生必見!新規開拓がない営業?本当?
本日は、昨日のブログを見て、新規開拓って大変そうだから営業は嫌だと思った学生さんや、就活生さんに見ていただきたいです。
実は、新人業務で新規開拓が必須でない可能性が高い営業職もあります。でしたら、最初から教えてよと思うと思いますが、まったく新規開拓をしなくて、優秀な営業成績を出し続けるのは難しい為、新規開拓の割合が少なくてすむ営業職があるという認識の方が正しいかもしれません。
それは、ルート営業と言われる営業職です。
いわゆる既存のお客様に営業をしていく仕事になります。
具体的には、MRや、小売関係、建築メーカーなど幅広くあります。
・ルート営業のメリット
1.やはり新規開拓が嫌な方には良いと思いますが、結局新規開拓もやらないといけない場合も多々ありますので注意してください。既存客を失ったら新規で補充するしかありません。
2.ノルマ(目標)が達成しやすい。中には、ノルマがないなんていう企業もあります。要するに需要があって供給が追いついていないので、ルートで回しているという企業になります。また、あらかじめ顧客がいるので数字を組み立てやすいという点もノルマが達成しやすい理由だと思います。
3.商談がしやすいというのは、とてもメリットです。新規営業では、商談になかなかたどり着かないので、ルート営業ではアポイントも比較的取りやすいので商談のチャンスが多いです。
・ルート営業のデメリット
1.新規開拓の割合が少ないので現状の顧客1件1件の重みがあるといういう事です。取引先が倒産したり、こちらのミスなどで取引がなくなってしまった場合は、かなり営業成績に打撃を受けることは覚悟しておいた方がいいと思います。
2.モチベーション管理が難しい
要するに、いつも同じ様なところに営業に行くわけです。営業と言えば自らスケジュールを立てて、色んなお客様と新しく出会えたりするのが非日常的で面白いと思う方もいると思いますが、毎日が繰り返しの様な日々になりやすいので、しっかり目標を立てないとモチベーションがダウンしやすいと思います。
3.プレゼンスキルや資料作成をする能力が高く求められます。商談は、現状の商品からの変更や、新商品を導入をしていただくような事になるので、かなりの提案力がないと厳しいわけです。なかなか、新しいものにするのは、企業にとってもリスクがあったりするので躊躇してしまうからです。
4.これは非常によくある事ですが、付き合いが長いので結構無理を言われます。納期短縮や、金額の値下げなどを言われることが多々あるので、上司と相談する事がこの事で多くなり調整に苦労します。
様々なメリット、デメリットを理解した上で、ルート営業職にチャレンジするのは、いい事だと思います。
決して、新規開拓がないから楽だという事は思わないでください。営業職である以上、大変な部分がありますが、それが一般営業職と違うのでこれなら頑張れそうと思うならチャレンジしてみてください。
資料作成の為のPCスキルに自信がある方とかは、多少営業に自信がなくてもやってみる価値はあると思います。営業なんて場数ですから。
皆様のご活躍を期待しています。
御購読ありがとうございました。