20代と30代の転職活動で感じたこと - 金欠サラリーマンの就職、転職アドバイス

私は20代前半に1回、20代後半に1回、30代前半に2回転職をしていますので、その経験から感じた事を記載させていただきます。

まず、20代と30代では、まったく転職事情が別と考えてください。

その上で、今までの転職活動経験をもとに、簡単なメリットやデメリットを伝えたい思います。

・20代前半での転職のメリット

現状と別の業界にも転職することが、比較的可能であるという点です。いわゆる第二新卒なので、採用する企業から新人として育てていただけます。現在、新卒で入社した会社を3年以内で退社される方は３０%程度いるそうです。人材不足の昨今では、企業もそのマーケットからの採用に関しては比較的前向きでしょう。何事も私は早く決断をした方が良いと思います。よく、会社に入社したら、3年間は頑張りなさいと言われたものですが、モチベーションの低い中で働く事は、時間の無駄だと思いますので早めに転職活動をした方が良いと思います。もし、ブラック企業だったら、精神が病んでしまい大変な事になりかねません。

20代前半での転職のデメリット

・なんといっても転職癖がつきやすいということです。一回転職しているので、転職活動の流れもわかっている為、より転職する事に対して抵抗がなくなってしまうようになることが考えられます。

20代後半での転職のメリット

・自分の得意な分野や好きな仕事内容を把握した上で転職活動できる点です。社会人経験が大体5年位になるタイミングなので、自分の強みを生かした転職活動ができます。また、絶対にやりたくない仕事内容も明確になってきていると思うので転職活動をする上での軸があるというのが大きいと思います。

20代後半での転職のデメリット

・5歳近く年下の方が会社の先輩になるので、慣れないとストレスに感じる可能性があります。なかなか、それまでの人生で自分の年下に敬語を使って教えていただく経験はないと思います。すなわち、年下に怒られる様な状況に耐えなければいけません。ちなみに、私はまったく気にならないタイプでした。変なプライドもなく、素直が取り柄なので教えていただきありがたいと思ってました。

30代前半での転職のメリット

・30代なら100%即戦力として期待されていますので、給与交渉も20代の時に比べて高めの希望が通りやすいです。キャリアアップとして、実績を買われての転職でしたら給与アップも大幅に狙える点です。

また、同業他社への転職がしやすい点です。今までの経験がある分、面接で話をすれば活躍する姿が採用側もイメージしやすいので、入りやすいです。このパターンは、よくあります

30代前半での転職のデメリット

・新しい業界にチャレンジしたくても採用される可能性が非常に低いです。それは、先ほども記載した様に、30代前半ならば即戦力が求められているので未経験業種には、なかなか採用されません。不動産、証券など超ハードな会社なら入れますが苦労が見えています。だいぶ、選択肢が狭まってしまいというのが最大のデメリットだと思います。また、マネジメント経験なども求められる可能性があるので、ない場合は厳しいです。

まとめてみると、20代はポテンシャルで採用される部分が多いが、30代では実績【即戦力】がないと厳しいわけです。

だからこそ、早めに行動する事により、自分のチャンスを活かしてほしいわけです。幸いにも今は、採用市場は売り手市場ですから、希望が叶う可能性が高いのです。

本日も御購読ありがとうございました。